深在性真菌症の予防方法

私たちの周りには目に見えない菌がたくさん常駐しています。
この菌が体内に侵入し、次第に増殖していくことを日和見感染といいます。
通常、人間には免疫機能が備わっており、もしも菌が侵入してきても免疫機能によってすぐに消すことができます。
ところが高齢になるとこの免疫機能は少しずつ弱まっていき、免疫が機能せずにカビなどの菌が肺や内蔵で増殖してしまいます。
これを深在性真菌症と呼びます。

日和見感染による深在性真菌症の原因となる注意が必要な菌は、アスペルギウスやカンジダ、クリプトコックス、フサリウムなどです。

もしも深在性真菌症にかかると、熱が出たり呼吸が乱れるといった症状にみまわれます。
ひどい場合には、敗血症によってショック症状などが起き、早期の診断と適切な処置が肝心です。

予防方法としては、抗菌薬を複数投与することもありますが、高価なものなのであまり乱用はできません。
まずは皮膚を清潔にし、健康状態に保つことが最も有効な予防方法です。
特に口腔内の細菌には真菌がたくさんあると言われており、歯周病菌に感染してしまうと、深在性真菌症にもなってしまうので、オーラルヘルスケアは欠かせません。
また日頃から免疫を高める生活習慣を心がけることも大切です。