フルコナゾールと単純性紫斑病、性病の潜伏期間

抗真菌薬として用いられるフルコナゾールは等にカンジダ属とクリプトコッカス属に対する有効性が示されています。フルコナゾールが比較的よく用いられるのは婦人科であり、カンジダ菌への感染による膣炎及び外陰腟炎において著効を発揮します。性病としても知られるものがあり、性器カンジダ症の治療において男女を問わずフルコナゾールがしばしば用いられますが、男性の場合にはあまり自覚症状を伴わない場合もあることから放置されてしまいがちです。性器カンジダ症の場合には潜伏期間は人によって大きな差がでます。免疫力が高い人の場合には発症しにくいからであり、早い人では翌日頃から症状が出始めますが、一週間程度の潜伏期間があることも珍しいことではありません。しかし、性病の中では潜伏期間が短い方であり、性感染症を持っている人との性交渉を行ってしまったという事実を比較的すぐに把握できるのが性器カンジダ症です。一方、性病を持っている人はいくつもの性病を持っている場合もあり、複合感染を起こすことも珍しくありません。数ヶ月してから身体に出血斑が見られるようになる場合もあるでしょう。そういった際に単純性紫斑病ではないかと疑われてそのまま治療を行わずに経過観察が行われるようになりがちです。単純性紫斑病は出血傾向になってしまっていて原因が不明であることが多いものの、経過観察によって自然に治るのが一般的だからです。しかし、性病について医師に伝えると単純性紫斑病ではなくウイルス性肝炎を疑うようになるでしょう。性病の一つとしてB型肝炎などの肝炎ウイルス感染が知られており、それが発症して肝臓の機能が低下すると同様の紫斑が生じることがあるからです。